こんにちは。aeromamas2000オフィシャルブログです。
今回のお題は・・・「CAMELの「SNOW GOOSE」と「MOONMADNESS」を好きっちゃ?」
ならくさUSの2nd「EAMON’S DAY」と3rd「THE GHOST OF HUMAN KINDNESS」を聴いてみんしゃい。
バナナマンのせっかくグルメに偶然通りかかった博多 華丸・大吉風に言ってみた。
意外とCAMELフォロワーのバンドって多いような気がする。
特にオランダや北欧に多いかな。ここでは敢えて名前は出さないようにする。雰囲気はCAMELに似ているのだが、決定的に違うのが曲そのものに魅力がないバンドが多い。
ただ長いだけで起承転結の乏しいインストルメンタル、ハートウォームなボーカルはいいのだが耳に残らないメロディ、とにかく頑張って最後まで聴いても印象に残らないバンドが多いような気がする。(但しポーランドのQUIDAMは別格)
そんな中で、USのこの2作は群を抜いている。
「EAMON’S DAY」の出だしなんてもろ「SNOW GOOSE」そのもの。1曲目からいきなり10分の曲だが、2曲目15分、3,4曲目に5~6分の小曲を挟んで最後は27分の大曲で締めるという、ちょっと時代錯誤かと思わせる構成になっている。
しかし、タイトなリズム、攻めてくるオルガンとベース、時折入る泣きのギター、キャッチーだけどコマーシャルにはならない歌メロにJOHN WETTONを少しソフトにした感じのボーカルが乗る、といった展開で最後まで飽きさせない。
これを気に入ったら3rd「THE GHOST~」を聴いてみよう。
こちらも10分以上の曲が3曲もあるがかなりの力作になっている。但し、追いかけるのはこの2枚までとしておこう。
このオランダのバンド、すでに10作くらいCDを発売しているのだが、他のCDは多くのCAMELフォロワー的なものがほとんどで、途中で飽きてしまうパターンが多い。
個人的には2008年の「CLIMBLING MOUNT IMPROBABLE」と2009年の「EVERYTHING CHANGES」の2作がかろうじて合格点と言える出来である。
日本ではほとんど知られていないこのオランダのプログレバンド US の最も輝いていた2003年と2004年の2作。
是非聴いてみていただきたい。但しバンド名が「US」ということで、検索するのが大変。
なんでもっとちゃんとした固有名詞にしなかったのか・・・(泣)。