このごろ・・・

聴いていると少しづつ元気が出てくる「THESE DAYS」。

よくこれを聴くと一気に元気が出てくるとか、勇気が湧いてくるとかいう勝負曲みたいなものがあると思う。

今回は、それとはちょっとニュアンスが違う、少しづつ元気が出てきて、曲が終わるころには、今日も頑張ろう!みたいな気になってくる曲の話。

まずは、JACKSON BROWNEの「THESE DAYS」。

JACKSON BROWNEは元々作曲家としてスタートした人で、この曲のデモテープを聴くと一本調子のギターの弾き語りといった感じの曲だ。

しかし、GREGG ALLMANがアルバム「LAID BACK」の中でこの曲を取り上げて、まさに言葉通り、レイドバックしたアレンジで全く別物の曲にしてしまった。

しかしこのアレンジを今度はJACKSON BROWNE本人が気に入ってしまい、アルバム「FOR EVERYONE」にはGREGG ALLMANのアレンジにインスパイアされたとの注釈を入れて収録している。

若者の孤独感とか喪失感が伝わってくるスタートから、徐々に盛り上がってくるバックの演奏につられて、最後は前に進もうという気にさせてくれる絶妙の展開になっている。

次は、BON JOVIの「THESE DAYS」。

ノリのいいBON JOVIのヒット曲満載のライヴではこの曲はちょっと地味なのか、あまりライヴでは演奏されないようだ。

これもアメリカの若者の孤独感、疎外感とかいった感情が伝わってくる歌詞だが、サビのあたりから少しずつテンポがよくなってくる。歌詞も演奏も気が付くとかなり前向きな雰囲気に変わっている。

最後は、しっかり前を向いてとか、自分に自信を持ってとか、ポジティブな気持ちになれる曲だ。

BON JOVIはよくハードロックとか売れ線ねらいの産業ロックみたいに言われることがある。キャッチーなヒット曲が多いので、そう言われるのは仕方ないのかもしれない。

しかしアメリカの労働者階級の日常のやるせなさを、哀愁のメロディに乗せて歌うというスタイルは、BRUCE SPRINGSTEENにも共通して言えることだが、これこそ、カントリー・ミュージックじゃないかと個人的にはいつも思っている。

そして最後は、イギリスのバンド、RUDIMENTALの「THESE DAYS」。

これは、前出の2曲が「最近」とか「このごろ」といった意味の「THESE DAYS」に対して、「あの頃」といった意味合いで歌われている。

別れをテーマにした曲のようだが、「またあの頃のように・・・」といった「THESE DAYS」になっている。

最近の曲にしては、歌詞もメロディもはっきりしていて、一緒に口ずさめる。スタートからリズムもしっかりしていて、過去の楽しかった思い出に一区切りつけて、前に進もうといった気持ちが伝わってくる佳曲だ。

以上、コロナ渦で沈みがちな気持ちを癒してくれる3曲の紹介でした。

 

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