CHARLIE HADENの 名曲・名演 の話

こんにちは。aeromamas2000オフィシャルブログです。

今回のお題は 「FIRST SONG ・・・名曲・名演」

 

ジャズメン・オリジナル(JAZZアーティストが作曲した曲)には名曲が沢山ある。

でも演奏者のオリジナル曲ばかりで埋め尽くされたアルバムは、ちょっと買うのに躊躇してしまうことが多い。

それは、そのアルバムに何を求めているかによると思うのだが、私の場合はゆったりとリラックスしたい時、スカッとしたい時とで選択肢が違ってくる。

但しこの両極端の気分のときでも一貫している選択基準がある。それは必ずそのアルバムの中に安全パイ(好きな曲)が数曲入っているということ。

SONNY ROLLINSBILL EVANSといった巨人の作品は別格として、ジャズメン・オリジナルというとどうしても少し引いてしまうパターンが多い。

しかしそういう作品に限って評論家の点数がいいケースが往々にしてある。そしてそれを信じて買ってみると小難しくて、最後まで聴く気になれない。

そんな私の好きなジャズメン・オリジナルのベスト3は、BENNY GOLSONの「I REMEMBER CLIFFORDNAT ADDERLEYの「OLD COUNTRY」、そして3位が今回のテーマ、CHARLIE HADENの「FIRST SONG」正確には「FIRST SONG FOR RUTH」。奥さんのルースに捧げた曲だ。

自身のバンド、QUARTET WESTでのERNIE WATTS(SAX)の名演をはじめ、晩年のSTAN GETZ、イタリアの巨匠 ENRICO PIERANUNZIPAT METHENYGONSALO RUBALCABA・・・と数多くの名演が目白押しだ。

そんな中で私が好きなのが、DAVID SANBORNの「ANOTHER HAND」に入っているバージョンだ。

これほど押し殺した感情が伝わってくるSAXも滅多に聴けない。しかもそのあとに来るのがBILL FRISELLの冷ややかなギターソロ。二人の対照的なソロがこの名曲の名演として個人的NO.1として挙げたい。

また、SAX好きの私としてはBODIL NISKAのアルバム・タイトルにもなっているバージョンも愛聴盤だ。シンプル過ぎてつまらないかもしれないが、メロディーを淡々と吹いてる音色が美しい。

結論から言えば、ほとんどのバージョンが好きだということで、この曲が入っているアルバムは即決で買ってしまうということ。

まだまだ名演に出会いたい気持ちと財布の紐をという気持ちとの闘いは続く。

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