こんにちは。aeromamas2000オフィシャルブログです。
今日のお題は 『頭から離れない美旋律「GABRIEL’S OBOE」』 です。
映画音楽の巨匠ENNIO MORICONE(エンニオ・モリコーネ)を知らないって人はそんなに多くはいないだろう。
古くは、「夕日のガンマン」や「荒野の用心棒」といったマカロニウエスタンの映画の主題歌、比較的新しいところでは、「ニューシネマ・パラダイス」、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」とか、魅力的な旋律で熱狂的なファンも多い巨匠。クラシックも作曲していて何枚かCDも出しています。
とにかく一聴しただけでピンとくる、哀愁というか郷愁というか心に響く旋律が特徴です。
私は、映画「ミッション」中の「GABRIEL’S OBOE」という曲が大好きです。
映画の場面で流れてくるメロディーを聴いたときもいい曲だなあと思いましたが、フィギュアスケートの安藤美樹さんが世界選手権ですべった時は、思わず見とれてしまいました。
最近はテレビのバラエティ番組にもよく出てきますが、あの世界選手権の時の氷上を流れるようにすべる姿とモリコーネのこの曲とがシンクロナイズした瞬間は、正に芸術の域に達した瞬間だと思います。
映画のサウンドトラックだけを聴いていると、最後まで聴くにはちょっときついかなと思っていたところ(きついというのは同じようなパターンの曲がずっと続くという意味です)、私にピッタリのCDを見つけました。
タイトルは「YO-YO MA PLAYS ENNNIO MORRICONE」、ベトナム出身のチェロの巨匠、ヨーヨー・マとモリコーネの共演したCDです。代表曲ばかりでこれなら最初から最後までゆったりと身を任せられます。
ローマ・シンフォニー・オーケストラをバックに悠々と流れるヨーヨー・マのチェロの音色、もう抜け出せません。